耐震性
求められている耐震性
APS工法の特長に在来工法の特性を生かした耐震性能の強化があります。
木痩せ対策
地震や木痩せによりボルトが緩むと、10%以上の耐力低下が起きるという実験結果が出ています。集成材であっても数年の間に1~2㎜の木痩せが生じます。本来ボルト接合は鉄骨造の概念から生まれたもので木造建築には適していませんが、アップルピンシステム(APS 工法)は緩み止め機能により繰り返しの振動、地震などの揺れによる緩みを防ぎます。
断面欠損を減らす
木造における接合部は材から材へ力を伝達する重要な役割をもっており、建物の強度や変形を抑える核になるの部分です。しかし、在来工法では木材を接合するために切り欠かなければならず、断面欠損が多く、その結果木材の強度は低下してしまいます。アップルピンシステム(APS工法)は、木材の断面欠損を従来より大幅に減らし、強度低下を防ぎ、木材本来の力を活かしています。
耐久試験
アップルピンシステム(APS工法)は、アップルピンを柱・梁の中に納めて耐久性を強化しています。安全性面でも、国が指定する国土交通大臣指定確認検査機構にて性能試験を行い、耐震性、耐久性に優れた製品で有る事を証明しています。更に、構造計算で建物の強度を明確にすることができます。