ガラスブロックの光の井戸

都市型木造耐火共同住宅

住宅密集地で快適性と安全性を両立したAPS工法で建てた都会の集合住宅です。都会の生活は大変に便利ですが、 建物を建設する際には、 様々な規制や条件が重なり困難を極めます。 この建物もそのひとつ。 場所は日本で最も厳しい建築条件である、 東京の防火地域内の計画です。狭い隣地との空間の現場作業を短縮し、 上棟と同時に金物の施工も終了しました。

オーナールームと賃貸の3階建ての建物です。 都心で大学の近くという立地なので、若者、単身者向けのワンルームの計画です。ガラスブロックのシリンダーから入る光で、暗くなりがちな室内は隅々まで明かりが届き、開放的で気持ちのいい空間になりました。

APS工法から生まれた木の家　建築データ

用途：共同住宅　
所在地：東京都新宿区　
敷地面積：109.04㎡ 
延床面積：212.29㎡
意匠設計：山嵜雅雄建築研究室
構造設計：手塚構造研究室
設備設計：片岡設備設計事務所
施工会社：内藤建設株式会社